
■金利の低さ
まず、元本とともに支払うことになる金利が低いこと。担保として差し出された不動産の担保価値が高く、不動産担保ローン利用希望者の支払い能力が十分ある、 計画的な返済計画を立てることができると判断されれば、基準金利から優遇された金利で利用することも可能です。金利が低いことは、支払額が少なくなることを意味します。
注意しなくてはならないことが、「金利は契約書の金利ではなく、実質年率で考える」ということです。
悪質業者は短期的な契約にして金利を表面上は安く設定し、その他の費用として事務手数料、調査手数料などを金利以外の費用として融資金額から差し引くことがあります。 つまり、実質年率としては利息制限法の法定利息を大幅に超えている場合があるのです。
この事実を知らずに、融資を受けているケースもありますので、くれぐれも契約内容はしっかりご確認ください。
■様々な条件で比較しましょう
不動産担保ローンを利用する際の条件なども比較するポイントの1つです。人的担保(保証人や連帯保証人など)が不要かどうか、担保として差し入れることになる土地・建物などが少なくて済むかどうか、 お申込みから借り入れまでの期間が短いかどうか、融資枠が自分の希望している金額を満たしているかどうかなど、様々な項目があります。
不動産担保ローンを比較する際は、これらの条件を比較して選んでみるのも良いかもしれません。
■信頼できるかどうか
最も大切なことは、信頼できる金融機関、業者を選ぶことです。そこで、インターネットなどを使用して情報収集しましょう。金利、借入限度額、借入期間などで比較したり、口コミ情報を参考にするもの良いと思います。
悪質業者に騙されないようにしましょう。
不動産担保ローンは、土地や建物といった不動産を金融機関に担保として差し入れるため、ローン商品の中でも比較的金利は低めに設定されています。 ローン商品の中には無担保・無保証で借り入れることのできるローン商品もありますが、金利は高めに設定されているのです。
いずれにしても、ご利用の際は計画性をしっかり持って利用しましょう。